あむちょです。
最近あべっちが歌って踊れるグラフィッカーを目指しいてるらしく、練習で忙しいようなので、今日は、前回宣言したとおりガソリン式バーナーオプティマス(スベア) 123Rについてミッチリ書こうと思う。アウトドアに興味がない人にはサッパリな話だが、この機会に一家に一台常備するべきだ…
私は、よく原付にテントを括り付けて野宿ツーリングに出掛けていたのだが(今は盗まれてない)、その際ど~しても必要となるがご飯である。現地の名物料理など貧乏学生には無縁、主にカップラーメンにお世話になるわけだ。そこで活躍するのがこの子。
オプティマス(スベア) 123R
ガソリンを燃料とし、車用レギュラーガソリンでも動くので、コストパフォーマンスに優れ、燃料の調達も容易なのだ。
また円筒形により、クッカーとの相性もよくスノーピーク(snow peak) トレック900にケースに入れた状態でピッタリと収まる。このセットとナイフ、ランプ鞄に詰め込んで、後は旅に出るだけ。
点火方法は、液体燃料特有の儀式が必要となる。
使い方
まずは、被せてあるビニールをはずす(これがないとクッカーがガソリン臭くなる)。
そしてレバーを左にイッパイ回してクリーニングニードルと呼ばれる物で、火口を掃除する。このクリーニングニードルのおかげで、添加物によって詰りやすいレギュラーガソリンでも動くのだ(メーカー非推奨だけど詰ったことない)。
次にレバーを戻し、ポンピングハンドルで5回ほど加圧したあと、バーナーの根元にアルコールを垂らし、余熱をする。ここで余熱が不十分だと炎上してしまうのでシッカリと余熱する。(昔、炎上させてしまい、コンロのフィルターを焦がしてあむちょ母母親に叱られた。)
バーナーの根元にジッポライターの芯を巻いておくとアルコールの火が消えにくい。
アルコールが燃え切るころ、ハンドルを回してバーナーに火を付ける。本体が温まるまでは弱火にしておくと次第に火が安定してくるので、徐々に火を強くしていく。
600mlの水を約4分で沸かすボチボチの火力と爆音。
ただ燃料がガソリンのため、どーしてもススが出てしまう。ガソリンの中に少量アルコールを混ぜておくと多少ましにはなるが、これが軽くこすってみてもなかなかとれない。むしろ味だと思っている。
マニアの間では、クッカーがススまみれになることを
育てる!
と呼ぶらしい。
以上より、この子の素晴らしさと、私の愛を感じとっていただけただろう。これほどまでに5感(臭い、うるさい、熱い、まぶしい、でもこれで作るとおいしい)に訴えてくる道具というものは滅多にないのではないか、いやあるはずがない。
おそらく皆さん気になってしょうがないだろうから、動画を用意した。
・地震が起きてもガソリンで動くこいつなら、いざという時頼りになる。
・100年前から変わらぬ設計、部品点数も少なく壊れにくいので一生物。
・たまには家族と外で楽しい時間をすごしたい。
これらの理由で奥さんと自分を説得してみてはいかがだろうか(戦略的衝動買い)。
ちなみに沸かしたお湯はスタッフがおいしくお茶でいただきました。
後ろに写ってるティファールを使えというのはなし!
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