あむちょです。
久しぶりにアウトドアグッツの紹介。
以前、紹介したガソリン式バーナーの記事が割と検索されてます。
オプティマス(スベア) 123Rのススメ
マニアックな物ほどロングテールを狙えるのがWeb界での通説らしいです(ほんとかよ)。なので今回は家にある一番マニアックな道具を紹介します。
その名もカーバイトランプ
こいつの特徴を一言で言うなら、「臭」です。
2年ほど前にYahooオークションから我が家にやってきました。相場は5000円ぐらいです。みつびし製です。
初期の自動車とかに使われてた時もあったらしいです。現在では一部のイカ漁で使われることがあるとか。
そしてこれが燃料のカーバイト。別名パンドラの箱。
この缶を開けたが最後、あたりはウンコのような臭いで満たされます。希望も残りません。
使用方法
ウンコカーバイトをタンクの下に入れる。
次に上のタンクに水を入れる。ローレット加工が細かいです。
上のネジはニードルになっており、緩めると上のタンクの水が下のタンクに滴下され、カーバイトと反応してアセチレンが発生するというアナログな構造。
しばらく待つと、火口からアセチレンが出てくるので点火します。
様子を見ながらネジを調整して、火が5cm程度になるように調整します。水を垂らして反応させるという構造上、反応が少し遅れます。
安定すると、炭素を燃やすだけあって光量も多く、広範囲を照らします。欠点として、ススが発生しやすいので、屋内でやるもんじゃないです。
正直、欠点の方が多い気がするけど、手間がかかる道具ほど愛着もわきます。細かいとこまで作りこまれているし、何より真鍮は美しい。
入手方法は、オークションもしくは骨董屋でたまに眠っているらしいです。現在でも見た目はかなり異なるが、別メーカーが作ってます。
燃料のカーバイトは釣り具屋さんでたまに置いてたりしますが、反応して粉になってたりとハズレが多いので注意が必要。
以上より、この子の素晴らしさと臭さを理解いただけたと思う。
手間のかかるのんびりした道具を持って、たまには外でのんびりするのも悪くないと思います(普段からのんびりしてます)。
次は何を紹介しようかな
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