小さなパソコンRaspberry PiのOSのインストールから初期設定

あむちょです。

買ったまますっかり忘れてたRaspberry Piとテレビを使ってパソコンにしました。

OSのインストールから初期設定までの説明。

PR アプリ作ってます

目次

Raspberry Piとは、イギリス生まれの、いわゆるマイコンボードと言われるものです。

raspberryPi

こいつの優れたところは、Linuxが動き、周辺機器との接続性がよいので、約4000円でパソコンっぽい物ができてしまう点です。

スペックは、

CPU ARM 700MHz
メモリ 256M、512Mの2モデル
外部接続 USB×2、HDMI、3.5mm音声ジャック
ポート GPIO、UART、I2C、SPI
消費電力 3.5W (5V,700mA)

とただのマイコンとして使うにはもったいないぐらいのスペック。大きさはタバコを一回り大きくした程度。

消費電力もモバイルバッテリーを使えば15時間ぐらい動かせそうです。

ARM Linuxで実行可能な物ならなんでも動くので、サーバー、VPN、ロボットにしたりと夢が広がります。

早速OSをインストール

Raspberry PiのOSをインストール

まずは公式サイトからOSのイメージをダウンロード。
公式サイト

今回は推奨のRaspbianを使いました。(サイズは3Gほどあります)

次にダウウンロードしたイメージファイルをSDカードに書き込みます。後々いろんなソフトをインストールするので、サイズの大きめのSDカードを使った方がいいです(推奨は4G以上)。

個人的にオススメ、class10と転送速度が最高速のSDカード

Windowsで書き込む場合はImgBurnなどの書き込みソフトを使うなりして書き込みます。

Macの場合、RPi-sd card builderを使いますRPi-sd card builder

私の環境では何故か上手く動かなかったので、ターミナルから書き込みました。

diskutil unmount /dev/disk1s1
sudo dd bs=1m if=2014-01-07-wheezy-raspbian.img of=/dev/rdisk1

ディスク名は環境によって異なります。dfコマンドで確認できます。

OS書き込み済みのRaspberry Piも売られてます。

お次は

初期設定

SDカード、USBキーボード、マウスを本体に接続。HDMIでモニターと接続。
マイクロUSBから電源を供給するのだが、700mA必要なので普通のUSBポート(500mA)だと足りません。MacはUSB3.0(900mA)搭載なのでいけます。スマホの充電器から取り出すのが無難です。

raspberry_desktop

初期設定の項目はいくつかありますが、最低限やっておくことは、OSが利用できるSDカードの領域を広げること。

expand_filesystem

Expand Filesystemから変更します。
その後を選択すると再起動を求められるので再起動。

次はIDとパスワードを求められます。

passward

IDはpi、パスワードはraspberryです。

その後コマンド入力待ちになります。デスクトップを立ち上げたい場合
startx
と入力。これでRaspbianのデスクトップが立ち上がります。

desktop

ぱっとみ普通のパソコンぽいです。操作感はWindowsっぽいです。
専用のソフトマーケットがあったりと、かなりおもしろそう。

ただのテレビがパソコンとして使えるだけでもありがたい。

むき出しのままってのもどうかと思うので、ケースが欲しいところ

今後は外部出力を使ってマイコンぽく使ったり、webカメラを使った定点観測カメラとかやってみる予定。

やりたい事が多すぎる

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