Raspberry PiをVNCによるリモートデスクトップで操作する

あむちょです。

Raspberry Piの画面を、Macから操作できるようにしました。

PR アプリ作ってます

Raspberry Piって何ぞって人は以下から。
小さなパソコンRaspberry Pi

やったこと

前回、SSHでMacからコマンド操作できるようにしました。
Raspberry PiでWifi接続からSSHによるリモートログインまで構築する

コマンド操作でけじゃつまらないので、デスクトップをVNCでMac上に表示しました。

VNCとは離れたネットワークのパソコンを遠隔で操作する技術です。
MacからWindows、iPhoneからMacのように、プラットフォームに依存せず操作ができます。

Raspberry PiにVNCサーバーをインストール

まずはvncサーバーのTightvncserverをインストール

$ sudo apt-get install tightvncserver

つぎにVNCサーバーを起動。初回はパスワードを設定します。

$ tightvncserver

注意点として、パスワードは8文字までとなっており、それより長い場合は切り捨てです。見るだけで操作不可のパスワードも設定するか聞かれるので今回は設定せず。

Would you like to enter a view-only password (y/n)? n

New ‘X’ desktop is raspberry:1 と表示されます。番号が1の時はポートは5901と、590の後に数字を追加したものになります。

試しにnetstat -lntでポートスキャンして5901が表示されてたら成功です。

vnc

お次は

MacからVNCで接続

Macの場合、標準でVNCが入ってます。WindowsだとUltraVNCってソフトが有名です。

まず、Finderの移動メニューからサーバーに接続を選択

vns_server

次にサーバーアドレスを入力。

スクリーンショット 2014-02-28 4.07.58

前回、ホストの設定をしてあるので、設定してない人はifconfigでIPアドレスを調べたあと

vnc://IPアドレス:5901と入力。

先ほど設定したパスワードを入力すれば、MacのデスクトップにRaspberry Piのデスクトップ画面が表示されます。

desktop

Raspberry Pi側は電源を入れるだけで一通りの操作ができるようになりました。

これでRaspberry Piのために買ったUSB接続のキーボードは

お役御免

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