あむちょです。
Raspberry PiをiPhone用リモートスピーカーにしました。
Raspberry Piって何ぞって人は以下から。
小さなパソコンRaspberry Pi
iPhoneの音楽をスピーカーで鳴らす方法としては、ドックから直接繋げる、Bluetooth、AirPlayによる物があります。
ドックから繋げる方法は、ドックの形状が変わると使えなくなります。なので今回は同一ネットワークという条件はありますが、音質で勝るAirPlayによる方法にしました。
AirPlay対応のスピーカーは高いのでRaspberry PiをAirPlayレシーバーにします。
今回やったこと
Raspberry Piがネットワークにつながっている必要があります。
Raspberry PiでWifi接続からSSHによるリモートログインまで構築する
gitソースのビルド環境の構築
まずはいくつか必要なパッケージがあるので、パッケージをアップデート
sudo apt-get update sudo apt-get upgrade
今回使うAirPlay互換の機能をもつShairPortは、パッケージは用意されていません。
ソースコードからビルドする必要があります。
以下のコマンドを入力
sudo apt-get install build-essential libssl-dev libcrypt-openssl-rsa-perl libao-dev libio-socket-inet6-perl libwww-perl avahi-utils libmodule-build-perl pkg-config git chkconfig
途中Do you want to continue?と聞かれるのでyを入力。
ShairPortのビルド
次にgitからShairPortのソースをダウンロード
git clone -b 1.0-dev git://github.com/abrasive/shairport.git
ディレクトリ移動後、make
cd shairport make
問題なくビルドできたらShairPortを実行
./shairport
これでAirPlayレシーバーとして待機状態になるので、iPhoneのコントロールセンターからAirPlay接続先を選択。
後はRaspberry Piをスピーカーに繋げるなりすれば、iPhoneの音楽がリモート再生されます。HDMIケーブルでテレビに繋げている場合、テレビから音が出ます。
Raspberry Pi標準のオーディオ出力機能は貧弱なので、音にこだわるならUSBサウンドカードを使うのがオススメ。
AirPlayを初めて使ってみたけど、音楽をiPhoneからコントロールできるのでかなり便利です。
なによりiPodの中に入っている音楽を流せるのでCDが不要になります。
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